2015年10月13日火曜日

ショッキングな出来事は何故か続けて起こる。ウォーリーの法則・・・じゃなくて、グーフィーの法則だっけ?

今日ショックな出来事が立て続けに3つ起こりました。1つは比較的小さい事。残りの2つはかなり大きい事。


わりと小さいショックな出来事(日本語おかしい)


始まりは一本の電話



先週末、近所の小学校から同僚に仕事の依頼の電話がありました。内容は、州庁舎から小学校まで歩くので、その際に何かくれみたいなもの。(詳細は聞いていません。)同僚いわく、昨年のオゾン層walkのステッカーが余っているからそれを配ろうとのこと。


Struggling in Chuuk: 「オゾン層を守ろう!」walkStruggling in Chuuk: 「オゾン層を守ろう!」walk


肝心なことはその次。


同僚「集合時間が早いからお前が代わりに行ってくんない?」
私「早いって、何時よ?」
同僚「7時45分」
私「いやいや、あなたも行けるでしょー!」
同僚「いや、ダメだ!早くて起きられない!」
私「えー。俺も起きられないよー。」
同僚「お前のアパート、すぐそこやんけ!!」
私「てへぺろ」


というやり取りがありました。いくら忙しいとは仕事を押し付けるなんて、実に心外です。


フツーに遅刻した



そして今朝、集合時間に集合場所に行ってみると誰もいない。どういうことだ。


真相はあっさり解明された



仕方ないので目的地である小学校に行ってみると、何やらお祭りのように賑わっているではありませんか!

教室前に打ち捨てられ(?)た看板には”International Walk”なる文言が。


歩くだけでは飽き足らずお祭りみたいな状態に・・・。
ていうか、ポイ捨てが酷い・・・。


そのとき、私に声をかけてきた生徒がいたので(この小学校では以前授業をやったことがあるので、生徒の方は私を覚えてくれているみたいです。)、校長先生の元に案内してもらいました。そこで話を伺ってみると、どうやら出発時間は7時15分だった様子・・・。


あー、そんな気はしていましたよ・・・。私が同僚から聞き間違えたんだろうって気はしていましたよ、いつも通り。もしくは、私の頭の中で無意識のうちに「うーん、7時15分って早くない?45分でも良くない?」とアクロバティックな変換が行われたのかもしれません。


結局、7年生と8年生向けに環境教育の授業をリスケジュールしてもらえたので結果オーライです。
(その他にも、外にゴミ拾いに行くからゴミ袋と手袋が欲しいと言われたのですが、写真の通りまずは生徒たちの意識を変えなければ・・・!)


この出来事を通して見つけたチュークの新事実



チュークの方々は時間を守らない傾向があるのですが、早朝は異なるみたいです。朝のスケジュールはむしろ若干前倒しになるような。今回の場合はきっちり時間通りに出発していたようですね。「5分や10分程度遅れても、まあ待っててくれるやろ」なんて考えは朝のアポイントメントに関しては通用しないみたいです。

まぁ、30分の遅刻だったんですけどね。


ゴミ処分場見学ツアーのためのトラックドライバーが来ない


先月からずっと伝えていたのに



先月あたりに、ゴミ収集事業を運営している公共事業局の局長に「生徒を連れて処分場見学に行きたいんや!」と相談しました。その局長は非常にパッション溢れる方なので、「そういうことならゴミの搬入や圧縮作業のパフォーマンスもしないとな!」と非常に頼もしいことを仰ってくれました。そこまでしてもらえるなら、生徒にとってこれ以上ないプレゼンテーションとなります。


が、蓋を開けてみると、「え?そんなこと言ったっけ?」ですって・・・。

うっかりそれらのデモンストレーションについて生徒たちに説明しておかなくて良かった・・・。彼らにさえ伝えなければ私が失望するだけで済みます。


散々リマインドしたのに



元々は3週間前の火曜日に予定していたこの見学ツアー。局長が多忙やら、悪天候やら、学校が休みやらで、今日なんとかして実施するために昨日の時点で局長に電話をしました。


私「明日の件って、まだ大丈夫ですかね?(急に下手)
局長「うーん、ミーティングが山ほどあってねぇ・・・。俺は行けそうにないから、代わりの人間を行かせるよ。」
私「残念だけど、親分(本人がこう呼べって言ってる)が忙しいのはこっちも理解しているし、仕方ないよね。」


ということで、本音を言えばゴミ処分場の全体像を理解している彼に説明してもらいたかったのですが、代打として処分場のゴミの圧縮作業を行っているスタッフにお願いすることになりました。


で、今朝、前述の小学校に行ったついでに公共事業局のオフィスにも行きました。すると、そこでバッタリ親分と遭遇。これからスタッフに処分場への輸送と説明をお願いするということだったので任せることにしました。


そして約束の13時。それから30分は待っていましたが誰も来ませんでした。そんな予感はすっごくしていたんですけどねーー。

公共事業局にはなぜか電話がつながらないし、そのスタッフは電話を持っていないしで、散々リマインドしていたのに結局誰も現れなかったという事実に打ちひしがれながらもクラブの皆に謝りに行くことにしました。


最近の高校生が何を考えてるのか、おっさんには理解できない



Earth Councilのメンバーが集まっているはずの教室に行くと誰もいない。鍵もかかっている。これはおかしい。


すると、職員室付近でWorld Teachの先生2名に遭遇。


私「あれ?2人だけ?生徒のみんなは?」
先生「おらんで。昨日学校が休みだったからその勢いで今日のクラブもスキップしたみたいや。」
私「な、なんだってーーー。まぁ結果オーライか。実はかくかくしかじかで。」
先生「そりゃあかんわ。まー、来週またやればええやろ。」


と、なんだか一件落着してしまったのですが、おかしいことに気付きました。

今朝、私はメンバーの1人とたまたま会い、その時に「今日はダンプサイト行くからねー。」と念押ししておいて返答ももらったのです。その生徒がいないのはどういうこった(笑)

しかも、その生徒はメンバーの中でもエースというかリーダー格で優秀だから余計に打ちのめされた感があります。こう、上げて上げて叩き落とす、みたいな


保険は二重三重に用意しておく



保険、要するに代案ですね。チュークに限らず、開発途上国では予定を急に変更せざるを得なくなったり、人が入れ替わったりなんていくらでも起こりえます。

大切なことは、常にそうした事態に備えて代案を複数用意しておくことです。


そして、ここチュークでは大事なことがもう1つ。


備えても備えても、それら全てが機能しなかったら、「ま、いっか」と割り切ることです。

今までは全然そんな心境になれなかったのですが、ふと気が付くと今日初めてそういう心持になれました。


残り時間が少なくなってきたことを自覚してきたのかも。


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