まぁ、当時は学生だったから本分なのですが(笑)。
それにしても、グラウンドの脇にしゃがみ込んで読書なんて、ぼっち臭が凄まじいですね・・・。
本文中に「社会インフラ(基礎)」のレポートを書く描写がありますが、私は留学中も高尾山大学の授業をいくつか履修しレポートを提出していました。
本来は高尾山大学とフィリピン大学の間で単位互換が可能ですのでそんなことをする必要はありません。
私の場合は単純に、取れる単位は早めに取っておきたかったことと、帰国後の4年次には卒論に専念したかったからという背景があります。
(専念してあのクオリティか・・・。)
05/28/2008 23:24:29
今日は基本的には勉強日。
とはいえ2時間弱ほど適当な場所を探して彷徨ったけど。
(結局、大学の裏にあるマックに入店w裏とはいえ、数百メートルは離れている。)
まずは英語の勉強。
持ってきたTOEICの教材の2週目だ。
その次に会話の練習。
その後、「社会インフラ(基礎)」のレポート。
意外と集中できた。
3時半くらいにマックを出て、キャンパスの中に移動。
(移動にかかった時間は30分以上。もしかしたら1時間くらい。)
グラウンドの横で「老いてゆくアジア」を読む。
この本はアジアの人口増大→減少、高齢化、高齢社会化について書かれている。
フィリピンについてのデータもあったので思わず考えてしまったことが一つ。
今現在フィリピンは生産年齢人口の割合が高いため、それが経済発展を後押しする「人口ボーナス」の真っただ中にある。
しかし、一人当たりGDPを見てみると、2005年におけるフィリピンのそれは1,142ドルでしかない。
この背景を考えてみたとき、現地にいると実感する、小売店の多さだ。
「サリサリストア」と呼ばれて親しまれている雑貨屋や、食料品店、飲食店などが個人経営レベルで氾濫しているように見える。
そうした商店に生産年齢人口が吸収されてしまっているとしたら、そのGDPの低さにも納得できるような気がする。
ただし、フィリピンの近年の失業率は10%を超えるとも聞く。
そうした事情を踏まえると、小規模小売店がセーフティネット的役割を果たしているとも言えるのだろうか。
それと、もう一つ気になるのは銀行の支店の多さだ。
到る所に何ちゃらバンクがある。
銀行は商店経営者に対して融資の機会を与えているのだろうか。
融資を受けて、新しい業態に臨めば収益を伸ばすことができるはずだろうに。
もちろん、経済発展を経て、日本のような国になることが必ずしも良いことだとは思わないが。
それぞれの国が、それぞれのスタイルで発展(繁栄)すればいいとも思う。
ただ、それにしてもマニラ首都圏の人口は増えすぎた。
人口1000万人超って・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿