当時はどういうつもりだったのか知りませんが、今の私からしてみれば、もっと量を書け!と言いたいところ。
フィリピン大学での約10ヶ月間を通しての最大の後悔は、課題に対してもっとチャレンジするべきだったということです。
(その意味で、その時の経験が今の姿勢に活かされているのかもしれません。)
また、本文中で私にフィリピン語を教えてくれる人と初めて出会うわけですが、彼女とは今も連絡を取り合うくらいの仲良しです。
つい最近子どもが産まれたばかりなので、任期が終わったら即フィリピンに飛んで会いに行きます。
06/20/2008 23:53:34
思うに、お喋りな人は言語の習得が早い。
ということは、日本でも無口な自分はかなり留学に向かないタイプじゃないか。(単純に話相手が少ないだけだけどw)
そんなことを特にここ数日考えている。
よくアメリカあたりに留学して帰ってきた学生が「性格が変わった。明るくなった。」なんて言われている話があったりするけど、俺はそういうのはどうかと思う。
海外に1年そこら離れたくらいで自分のパーソナリティが変わってしまうなんて、どんだけ芯が通ってないんだよって思えるから。
まぁ、俺みたいに変えようとしないのもどうかと思うけど。
(でも性格なんて簡単に変えられないっしょ。ましてや俺みたいに20代半ばも過ぎたような人間はさ。)
要するに、こっちでも「あまり喋らないキャラ」で通そうっていうこと。
ただ、そんな自分にも変化の兆しは少しずつ現れてきている気がする。
相手にも依るのだけど、話相手が、俺があまり流暢に話せないのを理解していて、なおかつ上手くこっちに話を振ってくれるような人だと英語でもそれなりに会話ができる。
そういう人はこっちの話を遮らずにちゃんと聞いてくれる。
こういう人がなかなかいない。
彼は自分の英語力も磨きたいってことで、フィリピン人なんだけど、フィリピン語を使わずに俺にコミュニケーションをとってくれる。
貴重な存在だ。
今度飲みに行く約束をした。
他にも野郎を誘って男だらけの飲み会を開催しようw
朝一のPlanning & Administration in Community Developmentの授業は唐突にワークショップが行われた。
グループに分かれて自分の幼い頃の良い経験、悪い経験に話し、今後のヴィジョンについても触れて、メンバー全員でシェアするというものだ。
シェアリングの後には模造紙にイラストを描いた。
なんか「参加型プロジェクト」の授業を思い出した。
ていうか、この授業はとことんフィリピン語なのね。
全然わからん。
が、今回は隣にいた学生が英語に訳してくれた。
(※その英語も何割理解できたことか・・・)
やっぱり課題出された。
今回は複数の分野に関する文献を読んでこいってもの。
指定されてないのね。
自分で探せ、と。
日本から持ってきた「テキスト社会開発」でも読むかw
(あ、でも真面目な話、ディスカッションの中で日本の開発経験を紹介するってカンジで前掲書を読む必要はあるかも。なんかそういう振りがありそうな気もするし。)
授業後、近くに座っていた学生が「フィリピン語を教えてあげようか?」って。
どうやら彼女は日本語を勉強中らしいので、互いに教えっこ(笑)しようってことらしい。
うーん、なんてグッドアイディア。
でも俺、英語で日本語を教えるなんて芸当できるんかな?w
昼飯を近所のミニストップで食べ、それから帰宅してレポートw
全然捗らんw
どうにかギリギリの時間に終わり、そのファイルをプリントアウトするために、UPのショッピングセンターへ。
遠い。
30分かかった。
印刷には3分かからなかった。
プリントアウトしてくれたねーちゃんに「(レポートを指して)短いね」と言われた。
知ってるわww
だって眠かったし~、昨日も早起きだったから疲れてたし~ww
明日はNGOの仕事(ていうか明日は見学するだけw)でパヤタスに行きます。
「派手な格好はしないように」って話だけど、やばい、派手なTシャツしかないwwwwww
あ、最近読んだ本の感想とか書こうと思ったけど、もう充分だな。
またそのうち書こう。
06/21/2008 23:14:57
携帯のアラームで目が覚めた。
8時・・・。
昨日や一昨日よりも長いこと眠れたけど、それでも眠い。
けど今日は大切な日。
パヤタスに行く日だ。
パヤタスは俺が滞在しているUPのちょっと北。
上空写真を見てもよくわからないけど、パヤタスと呼ばれるその地区にはゴミの最終処分場がある。
まぁ、中間処理なんてしちゃいないのだから「最終」ってのもおかしな話だけどさ。
とにかく、今日はそこにあるヘルスケアセンターに行く。
その前に、一度(ボランティアとして俺が活動している)NGOのオフィスに行き、ローカルスタッフでありUPのDepartment of Community Developmentの先輩でもある人と合流しなくちゃならない。
でも、彼は遅刻ねww
俺は合流するまでの間、オフィスの前で捨てられた子犬のようにしゃがみ込んでいたww
どう見ても不審人物な俺www
オフィスからパヤタスまではバスとジプニーを乗り継いで行く。
ていうか、どのバスに乗ればいいのか確認するの忘れたww
移動すること1時間弱。
たぶん。
降り立ったパヤタスは、予想していたほど住みにくそうな所には思えなかった。
ゴミ処理場の横にも関らず賑やかな市場があり、旨そうな食材が並んでいた。
まぁ、パッと見だけど。
ケアセンターはかなりキレイで、ぶっちゃけ俺がステイしている家より新しいし清潔だし住みやすそうw
(家じゃなくて、そのNGOで管理している施設だから住むことはできないけどw)
屋上からは周辺一帯の様子を見渡すことができた。
(ダンプサイトの写真も撮ったけど、許可が出てから掲載します。著作権は俺には帰属しないと思うので。)
ゴミの山の上で袋のような物を担いだ人が何人か動いているのが遠巻きにも分かった。
そうした「スカベンジャー(ウェイストピッカー)」の収入は一日に50ペソほど。
今のレートだと日本円で125円くらいかな。
それで家族全員を食わせるのだ。
大家族になると構成員が8人にも上ることもあるらしい。
(ちなみに、UPの学食の豚焼肉定食が40ペソ。)
当然、そうした人たちの多くが栄養失調であり、育ち盛りの子供たちには酷だ。
センターに来ていた子供たちも、たしかにどことなく痩せているようにも見えた。(でもやっぱり言われないとわからないかも・・・。)
(ここまで書いて、カテゴリを「環境問題」にしたことを思い出した。どうせ活動の細部は無許可では書けないので、ここからはパヤタスを環境問題として考察してみる。パヤタスについて詳しく知りたい方は下記のサイトを参照してくださいな。http://www.ican.or.jp/payatas.html)
パッと見た限りではフツーの町に見えたパヤタスは、やっぱりよく観察すると衛生状態が最悪だった。
下水が民家からダイレクトに垂れ流されていて、そこかしこでドブのような臭いがする。
ハエが異常に多く、これを媒介とした感染症が流行ってしまわないのかと懸念してしまう。
今日は曇りだったので大したことはなかったが、晴天時にはゴミ山からメタンガスが多量に発生して住宅地に流れてくるらしい。
ところで、どうもここら一帯は元々フツーの町だったように思える。
とすると、元来の住民は完全にゴミ山という環境問題の被害者じゃないのか。
今の状況を変えようとは思わないのか。
ていうか、そもそも廃棄物の焼却処分をしっかりすれば、こんな山なんてできないんじゃないのか。
あー、ダメ、頭が動かん。
眠い眠い。
そうそう、なんかマニラに台風が近づいてきているみたい。
明日も朝から雨じゃーん。
せっかくの日曜日なのに・・・。
ここからは完全に趣味の話w
最近読み終わった本のついて。
①「老いてゆくアジア」
もうね、これは必読。
俺も繰り返し読んでみようと思う。
ものすごく要約すると、アジアの途上国では人口が急激に増えているように思えるけど、実は高齢化社会に入りつつあり、政府が適正な社会保障政策を実施しないと、もともとの低経済成長と社会保障による支出拡大の板挟みに苦しむことになるよって話。
うーん、なんかものすごく俺フィルターを通した要約になっている気が・・・w
②「入門 環境経済学」
日本の在籍大学のレポートに必要なので読んだ。
他の学生はこれより簡単なテキストを読んでいるらしいw
これだってかなり簡単なような気がするがw
ミクロ経済学の復習も兼ねることができて一石二鳥。
要約はちと難しい。
オムニバス形式だから。
簡単とは言っても、自分にとっては重要な一冊なので再度読まないと。
③「蝉しぐれ」
唐突に小説w
しかも時代小説ww
そう、あの映画にもなった作品ね。
今回読んだのは二回目。
古い言葉が多々出てくるので辞書を引きながら読んだww
もうね、この本を読んだおかげで日本が恋しくなったよwwww
いきものがかり風に言うならば、帰りたくなったよw
景色の描写が絶妙過ぎる。
しかも、たぶんそれは日本人にしか理解できない、日本の原風景的なもの。
主人公たちの友情にもホロリとさせられるし。
ていうか主人公が強過ぎww
そろそろ他の本も読みたいけど(フィリピンに30冊くらいの本を持ち込んだwwww)、さすがにアサインメントが多過ぎてそれどころじゃないわなw
真面目に留学生しましょう。
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