2015年9月7日月曜日

帰国子女とか東大京大卒じゃないと国際機関の職員にはなれないのか?

今日はインプット欲よりもアウトプット欲が優っているので、もう1本投稿しちゃいたいと思います。


私のブログを少し読むと分かることですが、私は青年海外協力隊の任期終了後にはアジア経済研究所開発スクール、イギリスの大学院留学を経てUNEP, UNDPに就職することを目指しています。


その一方で何かしらにつけ、私が世間一般ではお世辞にも優秀とは言えない大学を出ていることもほのめかしています。


そんな大学から国際機関に進むなんていうアクロバティックなことは不可能だと大抵の人は思うはずです。


しかし、今回紹介する田島麻衣子さんの『世界で働く人になる!人づきあいと英語スキルを劇的に上げる41の方法』は私のような人間の道しるべになってくれそうです。




日本の社会人なら当たり前のことが優位になりうる



この本の著者は国連世界食糧計画(WFP)に勤務しており、現場と本部での経験を踏まえた多文化・多人種な組織内での働き方とコミュニケーション方法を丁寧に説明してくれている。



日本人にとって意外なことは、日本の会社社会では当たり前のように求められているスキルが、実は世界的に見れば特殊でアドバンテージとなるということだ。



例えば、おもてなしに代表される徹底した先読み。


視察旅行の旅程をあらゆる状況を想定して対策を練り参加者全員を満足させたそうな。




日本の社会人なら無表情で仕事をしている人が大半かもしれないが・・・



私は日本で会社勤めをしていた頃も、青年海外協力隊として活動している今も、だいたい常にしんどそうな顔をして仕事をしていたと思うし、していると思う。

というより楽しい仕事なら顔に出るし、しんどい時は隠し切れないのだ。


著者の田島さん曰く、

”明るさを漂わせる人は成功する”

とのことだ。


目下、これが一番の課題かもしれない・・・。


英語はやはりハードルだが、戦略を立てれば攻略できる



この本の一番の収穫は英語の攻略方法が具体的に書かれていることだ


この1年少々で、国際機関に勤めている人達の話をかなり読んだが、英語の勉強方法について初級レベルから国連の実務レベルまで書いてあるのは初めてだ。

しかも、著者は帰国子女ではないので(とは言っても英語力がかなり磨かれそうな環境で教育を受けてきたと思われるが)、かなり説得力がある。


この英語学習方法について解説してある部分は秀逸なので是非実際に読んでいただきたい。

特に私と同様にさほど大した大学出身ではないうえに英語力に不安があるが国際機関を目指している人に読んでもらいたい。


エリート校出身じゃないと国際機関の職員にはなれないのか?



そんなことはないと思う。

結局のところ本人の努力とスペックとキャリアに見合ったポストが空いているかどうかっていう話ではないだろうか。


著者の方は帰国子女ではないが青山学院大学国際政治経済学部を卒業している。

当然、高尾山の私の母校よりも偏差値だけ見れば遥かに上の大学ではあるが、東大京大と比べると雲の上の存在というほどでもなかろう。


・・・まぁ、まずは英語だな。



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