2015年10月18日日曜日

青年海外協力隊員を主人公にした映画『クロスロード』が思いのほか面白そう

昨年、現役青年海外協力隊員にとって(たぶん)衝撃的なニュースが流れました。EXILEのメンバーを主演に、青年海外協力隊の映画を製作するというものです。

当時は「何をアホなことを・・・」という印象を受けましたが、トレーラーと公式ホームページを覗いてみたら意外と面白そうです。


今年は青年海外協力隊創設50周年なので記念事業として実施



(Quoted by www.joca.or.jp)


今年は青年海外協力隊が創設されてから50周年の節目にあたる年です。それにあたり、「日本青年海外協力隊OB会」を母体とした公益社団法人青年海外協力協会(JOCA)は青年海外協力隊員を主人公とした映画を製作することを決定しました。


実際に青年海外協力隊OBOGからエピソードを募って脚本に反映



JOCAの映画特集ページによると、

“まずは2013年に、協力隊に関するエピソードを募集。その後、協力隊を題材にした映画のためのシナリオを募集し、2013年12月に入選作を、2014年1月に大賞を発表しました。そして公募で寄せられた案を基に、映画のタイトルを「クロスロード」に決定しました。”

と書かれています。

このへんの事情を全く知らなかったのですが、かなり「協力隊参加者みんなで作ろう!」という姿勢みたいですね。楽しそう(笑)


青年海外協力隊創設50周年記念事業 映画『クロスロード-Crossroads』 | 公益社団法人 青年海外協力協会青年海外協力隊創設50周年記念事業 映画『クロスロード-Crossroads』 | 公益社団法人 青年海外協力協会


それに、協力隊経験者からエピソードを集めただけあって、途上国のリアルを生々しく描いた映画になりそうです。


制作陣も協力隊OBOGというこだわり



さらに、すずきじゅんいち監督は昭和62年の隊員OB、脚本の福間正浩さんも平成2年のOBだそうで、かなりリアルな絵を録ってくれるんじゃないでしょうか。


EXILE嫌いなんだけど、素人臭い演技に好感



ここでは理由は書きませんけど、EXILEって嫌いなんですよ。しかもダンスグループじゃないですか。そんなグループのメンバーに演技なんてできるのかー?と思っていたら、やっぱり主演の黒木啓司はどことなく素人臭い。

ただ、それが逆に良いのかなとも思います。特に協力隊員として任地に着任した直後ってほとんどの人がぎこちないのでかえってリアリティがありますね。


舞台はフィリピン!←ここ重要



物語のほとんどはフィリピンで展開されます。フィリピンは順調に経済成長している一方で、格差がますます拡大している社会です。その様相は程度の差こそあれ、他の国でも共通していることでしょう。その一例として取り上げるのは一般視聴者が理解しやすいという点で効果的です。


とりあえずトレーラーでも観てください



11月28日に公開なので、それまではトレーラーでも観てください。





公式ホームページはこちら


クロスロード Crossroads 2015/11/28(sat)ROAD SHOWクロスロード Crossroads 2015/11/28(sat)ROAD SHOW



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