2014年8月26日火曜日

どんな人が青年海外協力隊に向いているのか(主観)

協力隊に辛うじて合格し、派遣先であるミクロネシア連邦に来て早くも5か月が経ちました。

5か月もあれば、自分が協力隊というものに向いているかどうかを判断するには充分な時間でしょう。
(というか、2年というリミットを踏まえてしまうと、そうしたことを考えることは避けられません。)


そこで私は考えました。

どういう人が協力隊に向いているのか?



というわけで、100%主観で、自分がこれまで会った協力隊OBOGがどういう人たちだったのかも踏まえて、どういう性質を備えた人が協力隊に向いているのかを以下に列挙してみました。


1.人と会話するのが好きだ。

(言うまでもありませんね。それまで立ち入ったことのない全くの異文化圏に入るわけですから、話し好き、むしろおしゃべりくらいの方が馴染みやすいでしょう。)

2.困っている人を見るとついつい助けてしまう。

(青年海外協力隊は「ボランティア」なわけですから、無報酬でも反射的に人助けが出来る方が良いに決まっています。)

3.好奇心旺盛な方だ。

(1と近い理由ですが、何にでも興味を持つ方がやはりその文化に馴染むのが早いと思います。)

4.バスケットボールやサッカーのような団体競技(特に球技)が好き(得意)だ。

(ブラジルでサッカーが盛んなように、開発途上国の大半では団体で行う球技が盛んです。そうしたスポーツが得意であれば、すぐに土地の人たちと打ち解けられるでしょうし、何より自分のストレス解消になります。)

5.英語(あるいは他の外国語)が得意だ。

(何だかんだで、それなりの知識層の方々は英語を話せます。こちらが英語を自在に使えれば、それだけ交流や情報交換の可能性が広がります。)

6.何事にも積極的だ。

(時には自分がリードしなければならない時もあります。)

7.相手がどこの国の人であっても打ち解けられる。

(いわゆるコミュ力があるかどうかということです。そして、派遣先には日本以外の国から来ているボランティアや旅行者もいます。もちろんそこで働いている人達も。そうした人達との繋がりが活動の幅を広げることにもなるかもしれないのです。)

8.楽器を演奏できる。

(みんな音楽好きですから。ギターの弾き語りでもすれば、それだけで人気者になれますよ。)

9.体力には(も)自信がある。

(健康面が重要!という話は以前しましたね。ちなみに、ミクロネシアの他の隊員はローカルなジムに通うことで現地人と筋肉交流しているらしいです。)

10.考え方が柔軟だ。

(急な方針転換を迫られる時もあります。)

11.それなりに貯蓄がある。

(基本的に現地の生活水準を大きく超えるような派手な生活をするのはダメなのですが、とはいえ資金があれば任地でスキューバダイビングを楽しんだりもできます。任国外旅行に行くこともできます。)

12.はっきり自己主張ができる。

(時にはそれがトラブルの火種になることもあるかもしれませんが、任地に何らかの影響を与えるためには自己主張をすることがその第一歩です。)

13.勉強熱心な方だ。

(活動の質を高めるためには毎日語学力を磨き、ネットで調べものをし、何よりも現地の人に教えを乞うことが求められます。こうした積み重ねが活動の後半に活きてくるはずです。)

14.小さなことでイライラしない方だ。

(多かれ少なかれ不条理にはぶち当たります。そんな時にそれを流せるかどうか、ストレスを溜め込まずにできるかがメンタルヘルス的に重要です。)


いかがでしょうか?


1つも該当していない



そんな人いますかね?


います。


・・・私です。


反省も込めてさっきのリストを確認してみる



1.人と会話するのが好きだ。

(愚痴るのは好きです。話すのはそんなに。)

2.困っている人を見るとついつい助けてしまう。

(困っている人がいると、まずは様子を窺います。誰も助ける人がいなければ気まぐれで助けます。)

3.好奇心旺盛な方だ。

(自分の趣味、興味があるもの以外には基本的に無関心です。)

4.バスケットボールやサッカーのような団体競技(特に球技)が好き(得意)だ。

(「チームで協力する」ことが嫌いなあまり団体競技ではなく個人競技であるテニスをずっとプレーしてきました。もちろんシングルスの方が好きです。)

5.英語(あるいは他の外国語)が得意だ。

TOEICは得意です。英語は苦手です。相変わらず全然しゃべれません。)

6.何事にも積極的だ。

(他にリードする人がいない場合に限り積極的になります。)

7.相手がどこの国の人であっても打ち解けられる。

(欧米人が苦手です。)

8.楽器を演奏できる。

(できません。ピアノを習っていたことはありますが。半年だけ。)

9.体力には(も)自信がある。

30歳超えてますからね。現にこっちに来てからもう3回も風邪をひきました。)

10.考え方が柔軟だ。

(よく頑固だと言われます。理屈っぽいとも。)

11.それなりに貯蓄がある。

0円です。誇張ではなく本当にありません。むしろ貯金するために協力隊に参加したとも・・・。)

12.はっきり自己主張ができる。

(しません。最近笑って誤魔化すことが増えたように思います。)

13.勉強熱心な方だ。

(現地語の勉強は諦めました。)

14.小さなことでイライラしない方だ。

(イライラしっぱなしです。沸点低いです。)


いかがでしょうか?



何だか自分がどうして協力隊に参加しているのか凄まじく疑問に思えてきましたよ・・・。
(いや、むしろ人として最低じゃないかとすら・・・。)


このエントリをここまで読んで「なんでこいつ合格しちゃったの?」と疑問を感じた方もいると思います。


1つには、上記のリストは選考基準ではないからです。
(いや、もしかしたらリストにある要素も測られているかもしれませんが・・・。)


2つには、要請の基準に合致したからだと思います。
(おそらく、協力隊員「らしさ」よりも、要請の条件に合うかどうかという点の方が優先されるはずです。)


何にせよ言えるのは、こんな奴でも合格してしまうということ。


合格するにはするのですが、やっぱり自分が協力隊には向いていないなぁとは常日頃から感じます。


根本的な原因は私の行動原理にあるような気がします。


それについてはまたの機会に書いてみようと思います。



パーソナルな話過ぎて興味を持つ人なんていないでしょうから(笑)。



↓ランキングに参加しています。クリックで応援お願いします。
にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へ
にほんブログ村


このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント:

コメントを投稿

最近はこんな記事が読まれています

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...