特に、ミクロネシアでは小学校教育隊員が多いため、彼らの発表から学ぶことは多かったです。
また、隊員の発表以外にも新情報があったため、今回はそれらについて羅列したいと思います。
1.ミクロネシアではダイビングを行う際に保険加入が必須になった
写真提供はコスラエの隊員 |
隣国のパラオとマーシャルでは随分前から、任期中にダイビングをする際に保険加入が義務付けられていました。
その一方でミクロネシアでは加入を強く勧めるだけに留まっていました。
特に大きな事故が起こったというわけではありませんが、7月1日より上記の通りダイビングには保険加入が義務付けられることとなりました。
また、保険加入の際には必ず減圧症に対応していることに注意する必要があります。
ポンペイ州では減圧症の治療に対応した機材がありますが他州では医療機材がありません。
そのため、減圧症に罹患した場合は緊急輸送される事態になりえます。
この時に減圧症対応の保険なら安心ということです。
ここで注意点が1つあります。
ネットで保険を申し込むことは可能ですが、クレジットカードが必要です。
隊員の中には安全のためにカードを持ってこない人もいますが、ミクロネシアではあった方が良いかもしれません。
2.データの受け渡しでUSBが使えなくなった
総会会場での一コマ |
JICAミクロネシア支所(そこまで大きくないので事務所ではなく支所となっています)とのデータのやり取りはこれまでUSBでも何でも構わなかったのですが、今月からUSBやCD-Rなどの媒体を利用したファイルのやり取りが禁止されました。
建前はウィルス対策ということなのですが、実際には日本年金機構の一件があることは明白です。
(あれは派遣社員がメールに添付されていたファイルをうっかり開いてしまったのが原因ですので、添付ファイルに注意していればだいぶ防げると思いますが・・・。)
代わりにJICAのネットワーク内にあるファイル共有サイトを利用することになるとのことです。
3.現地業務費は積極的に使ってほしい
ミクロネシアについては現地業務費は積極的に使ってほしいという旨が所長から説明されました。
ボランティアとして任地で活動していると現地業務費の申請はためらってしまうのですが、おそらくJICAのプレゼンスを示していきたいということなのでしょう。
ただ、使いどころがイマイチ分からないという問題がありますが・・・。
まとめ
総会期間中にいくつかのルール変更がありました。
こうしたルールの変更は注意していないと知らぬ間に隊員にとって不利なルールが出来ていたなんてことに繋がりかねませんので、私たちは常に注意しておく必要があります。
ボランティア総会で学んだこと②はこちら
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