今日はとことんテニスについて書こうと思います。
(協力隊要素は1割程度です(笑))
(協力隊要素は1割程度です(笑))
なぜかというと、このエントリを書いている2014年9月7日時点で、日本のテニスを牽引する錦織圭がUSOPEN2014で決勝に進出したからです!!!!
(見方によっては国枝かもしれませんが、彼はもう勝って当然の領域にいますので。)
(見方によっては国枝かもしれませんが、彼はもう勝って当然の領域にいますので。)
ホントおめでとうございます!!!
プロ転向した頃から応援してきましたが、まさかこんなに早くグランドスラム大会の決勝まで登ってこようとは!!
もうね、嬉しさのあまり素振り200回やっちゃいましたよ!!(笑)
テニスというスポーツはお金がかかります。
もちろん、どんなスポーツも多かれ少なかれお金はかかるでしょう。
皆さんがラウンドワンあたりでプレーするようなボーリングですら、極めようとすればマイボールを買い、シューズやらグラブやら買う必要があります。
これがテニスであれば初期投資は・・・
1.ラケット
(毎日プレーするような人だとスペアも必要)
(毎日プレーするような人だとスペアも必要)
2.テニスシューズ
(コートに合ったシューズを買う必要があります。オールコート用と芝・クレーコート用の2足は欲しいところです。)
(コートに合ったシューズを買う必要があります。オールコート用と芝・クレーコート用の2足は欲しいところです。)
3.ユニフォーム
(大会によっては白地で襟付のものしか認められなかったりします。裏を返せば襟が付いてれば何でもOKです。)
(大会によっては白地で襟付のものしか認められなかったりします。裏を返せば襟が付いてれば何でもOKです。)
4.ラケットバッグ
(ラケットだけでなく、着替えや飲み物を入れたりします。)
(ラケットだけでなく、着替えや飲み物を入れたりします。)
少なくとも以上の4点は必要なところです。
これらに加えて消耗品として、
1.グリップテープ
(摩耗すると滑りやすくなります。こまめに取り替えましょう。)
(摩耗すると滑りやすくなります。こまめに取り替えましょう。)
2.ストリング
(ガットとも言います。高校生くらいの腕力になると3日程度で切れます。切れたら張り替えないといけません。これが地味に金銭的な意味で頭痛のタネになるのです・・・。)
(ガットとも言います。高校生くらいの腕力になると3日程度で切れます。切れたら張り替えないといけません。これが地味に金銭的な意味で頭痛のタネになるのです・・・。)
このような具合で、初期投資はラケットとシューズだけ買ったとしても3万~5万円ほどは必要でしょうか。
(型落ちやアウトレット品などで工夫すれば2万円ほどで収めることも可能ですが、シューズは怪我を防ぐ意味でもケチらない方が良いです。ユニフォームはピンキリですね。)
(型落ちやアウトレット品などで工夫すれば2万円ほどで収めることも可能ですが、シューズは怪我を防ぐ意味でもケチらない方が良いです。ユニフォームはピンキリですね。)
消耗品については、グリップテープは700~900円程で3本セットのものが購入できます。
ストリングについては「ロール」といって200mほどまとまっているものを購入した方が1張あたりの金額を抑えられます。
(ちなみに、1張に必要な長さはラケット8.5本分くらい。これはラケットの打球面の面積と縦糸横糸の本数によって変わります。うろ覚えなので違うかも(笑)。また、ポリエステル繊維のストリングは耐久性に優れコストを抑えられます。私が高校生の頃はゴーセンのタフを使用していました。1巻で6,000円程。学生の味方。今はもっと他にコストパフォーマンスの良いものがあります。ドイツ製のやつとか。)
・・・まぁ、そういうわけでテニスはお金がかかります。
テニスコートの使用料なんかもありますし。
やっぱりテニスは金持ちのスポーツなの?
他のスポーツに目を向けてみましょう。
例えばサッカーについてはブラジルあたりで少年たちが裸足でボールを追いかけまわすという絵面はよく見かけられるでしょうし、アメリカでは貧困層の子どもがバスケットボールで成り上がったという話も珍しくありません。
テニスでそういった話は・・・あまり耳にしません。
一昔前にはチリからマルセロ・リオスという天才的なレフティーが現れましたし、最近ではアルゼンチンからファン・マルティン・デルポトロというUSOPENのチャンピオンが出ました。
他にも南米・中南米からは時折パワフルな選手が輩出されます。
(決してクレバーとはいえませんが。)
(決してクレバーとはいえませんが。)
アジアからはかつてタイ出身のパラドン・スリチャパンという世界ランキング9位まで登り詰めた選手がいましたし、インドにはダブルスの名手がいました。
(マヘシュ・ブパシとレアンダー・パエスという男子ペアでした。ブパシは杉山愛とミックスダブルスでペアを組んでいましたね。ブパシとパエスは最後に喧嘩別れしましたが。)
(マヘシュ・ブパシとレアンダー・パエスという男子ペアでした。ブパシは杉山愛とミックスダブルスでペアを組んでいましたね。ブパシとパエスは最後に喧嘩別れしましたが。)
最近は女子テニスで中国勢の活躍も目立っていますし。
ただ、これらの選手は(全員がそうかは未確認ですが)大抵は有力者の子息だったり、たまたま親がテニスコーチをしていたとか、そうした幸運に恵まれているのですね。
・・・やっぱり金か!金なのか!!!
錦織圭の実家はやっぱり裕福なのか?
どうなんでしょう?
1つだけ確実に言えるのは、錦織圭がアメリカの「ニック・ボロテリー・テニスアカデミー」という虎の穴に14歳という若さで拠点を移すことができたのはソニーの創業者の1人である盛田正明氏が私財を投じて設立した基金に依ります。
ソニーの近年の凋落っぷりには目も当てられませんが(中略)、このファンドによって彼を米国に送り出したのは大英断だったのではないでしょうか。
(ちなみに、錦織はプロ転向後しばらくソニーをメインスポンサーにしていましたが、いつの間にかそれが日清に取って代わっていました(笑)。)
(ちなみに、錦織はプロ転向後しばらくソニーをメインスポンサーにしていましたが、いつの間にかそれが日清に取って代わっていました(笑)。)
とはいえ、渡米の時点で同世代に敵なしでしたから、やはりこうしたスポンサーを得て海外に渡るというのはレアケースでしょう。
そろそろ開発途上国のテニス事情について
このままだと日本の若手を育成するためにどうするべきかーなんて書きかねないので、無理矢理話を途上国に移します(笑)。
私がこれまで訪問した途上国はベトナム、カンボジア、フィリピン、ミクロネシアの4か国です。
(ていうか、途上国しか行ったことない・・・。イタリアとかベルギーにも行きたいです・・・。本場のピッツァとベルギービールを飲みたいのです・・・。)
(ていうか、途上国しか行ったことない・・・。イタリアとかベルギーにも行きたいです・・・。本場のピッツァとベルギービールを飲みたいのです・・・。)
ベトナム、カンボジアは短期滞在でしたのでテニス事情までは分かりませんでしたが、フィリピンには1年弱の留学でしたので、現地でテニスをプレーする機会にも恵まれました。
フィリピンには意外にもかなりの数のテニスコートがあります。
特に外国人が多く住むエリアには間違いなくあります。
(残念ながらどのあたりかというところまでは覚えていませんが・・・。)
(残念ながらどのあたりかというところまでは覚えていませんが・・・。)
アジア開発銀行の近くにあるテニスクラブには2回程行きました。
(「ご一緒させていただいた。」が正しいのですが。)
(「ご一緒させていただいた。」が正しいのですが。)
ナイター設備もあり、ジュニアの養成コースで練習するフィリピン人の子どもも何人か見かけました。
というか、フィリピンでは小規模ながらも国際大会が開かれていますし、昨年か一昨年には日本とフィリピン間でデビスカップ(テニスの国別対抗戦)の試合が行われました。
ちなみに、私の現在の任地ではテニス人口が10人未満であると思われます。(大学の学長など裕福なおじさま方と立派な私立高校のテニス部員のみ。)
開発途上国でテニスは普及するか?
えー、ムリじゃないかなぁ~~~(笑)。
理由を3つ挙げます。
1.道具が手に入らない。
これについては先ほど述べました通り道具が高価であることによります。
しかも野球みたいにそのへんの棒切れで代用できませんし。
致命的過ぎます。
(ただ、裸足でテニスは許容できるかも。そういや高校生の頃、テニス部の同期に上履きでプレーしていた部員がいました。スリップして転倒しまくっていましたが(笑)。)
2.コートの確保が困難。
ブラジルのサッカーよろしく荒地でボールを追うこともできないこともないかもしれませんが、いかんせんボールの大きさが違いすぎます。
イレギュラーしたら打てませんよ。
3.盛り上がりに欠ける。
これが一番大きいと思うのです。
テニスはポイントとポイントの合間にしか声を出して応援することは許されません。
ブブゼラ出してブーブー言わせたら最後、間違いなく出禁です(笑)。
というか、ここまで書いてふと思い出したのですが、そもそもテニスって英国貴族のお上品な遊びでしたよね。
そりゃあ普及しないわ(笑)。
でも開発途上国で熱心にテニス指導をしている協力隊員のことも知っておいてね
開発途上国の中でもいわゆる新興国やそれに準ずる国では、普及というより選手層の育成のために協力隊員が頑張っています。
(羨ましい。)
(羨ましい。)
協力隊員の「テニス指導」の職種は「一体誰を指導するんだ?」という疑問を抱かずにいられないくらいやたらとハードルが高いです。
インターハイやインカレでベスト8に入ったことがあるとか。(そんな人はとっくにプロ転向しているか実業団に入っていると思いますが。)
コーチライセンスを持っているとか。
近所のテニススクールでコーチのアルバイトを3年やっていましたーみたいな人は残念ながら応募できないのです・・・。
(とはいえ要請によってはあるかも?いや、ないか。)
(とはいえ要請によってはあるかも?いや、ないか。)
東京でオリンピックが開かれる2020年までに、協力隊のスポーツ指導隊員を十倍に増やすみたいな話があったかと思いますが、開発途上国でスポーツを指導する目的と対象者を再考しないと要請と応募者のミスマッチが起こるでしょうね。
(自分より下手な指導者に当たってしまったりしたら悲惨過ぎる・・・。)
(自分より下手な指導者に当たってしまったりしたら悲惨過ぎる・・・。)
(※上記の協力隊員のテニスに関する情報は激しい思い込みと古い情報から構成されています。実際の要請についてはJICAのこちらのページをご参照ください。現在モンゴルとバングラデシュから要請が上がっています。)
なんというか、今回のエントリーは・・・
内容なし、オチもなし(笑)。
反省しています・・・。
やー、でも錦織圭が優勝しちゃったらまた勢いで書いちゃうかもしれませんがね!(笑)
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