ここチュークでは相変わらず夏真っ盛り(というか、年中夏みたいなものなのですが)。
プロジェクトは進行しているのだか、どうなのかイマイチ分かりかね、特に新しい事が起きるでもなく日々を淡々と過ごしています。(なんだかこう書くと悲しくなります・・・orz)
ブログのネタは相変わらずないので(笑)、今日はタイトルの通り、青年海外協力隊に新卒(大学在学中)で参加するべきか、それともある程度の職務経験を積んでから参加するべきかについて書き連ねてみようと思います。
どうして急にこんなテーマで投稿しようと思い立ったかというと、僕が大学生の頃、夏休みの度に自分の進路についてあれこれ悩んだからです。そんなわけで、今回のエントリーはどちらかというと大学生(というより20歳前半の人)に読んでもらいたいと思っています。
さて、今回の話のポイントは自分にとって青年海外協力隊がゴールかどうかです。
青年海外協力隊への参加をゴール(の1つ)と考えている人
あるいは生きているうちに青年海外協力隊に参加してみたいという人。
そのような考えをお持ちで協力隊に参加しようという方は、(憶測ですが)「仕事で経験を積んでから、(自分にとってゴールである)協力隊の活動を成功できるように全力を尽くそう!!」と考えている方が多いかもしれません。
この考え方は青年海外協力隊への参加がゴールであればアリです。
というか、正攻法ですらあります。
現時点で学生であれば、協力隊を意識しつつ職務経験を積んでいけばいいのではないでしょうか。
そういった職務経験があれば健康面以外の理由で選考に落ちるということはないと思います。
さらに言ってしまえば、「青年」海外協力隊である必要はありません。
JICAのボランティア制度には「シニアボランティア」というものがあり、40歳以上はこちらに応募するようになります。
身も蓋ない話をしてしまえば、手当が厚いシニアの方が圧倒的におススメです。
待遇が理不尽なくらいに違います。
具体的には、例えば赴任時の移転料というものを見ると、ミクロネシアでは青年海外協力隊が87,500円を支給されるのに対して、シニアだと175,000円と2倍の金額が支給されます。
(ご家族がある方にとっては足りないような気がするし、独身の方には多過ぎるような気がするし、何とも絶妙な金額である。)
ただし、手当が厚い分、全体的にシニアの要請内容の方が難易度が高いような気がします。
それと問題が一つあり、学生の方には想像がつかないかもしれませんが、シニアの対象年齢の間で仕事を融通させて2年間の暇をもらうというのは、自営業でもない限りはおそらくほぼ不可能でしょう。
そのため、シニアの参加者の多くは(特に男性は)定年後に参加されるようです。
というわけで、シニアへの参加は文字通り「生きているうちに海外でのボランティアに参加してみたい」という人が対象になると思います。
一般的に国際開発(協力)を仕事にするためには
1.2年以上の現場経験
2.修士号以上の学歴
3.英語(+西語・仏語などの国連公用語。更にローカル言語が扱えると強みになる。)
が必要だと言われています。
(山本敏晴氏のブログに詳細があります。今見たら私と解釈が違っていました。)
(※ただし、上記のJICAに関しては3つ全てが必要ではありません。JICAに新卒で入構するにはまた別の対策が必要になります。私は1次選考で落ちたので、とてもアドバイスを書くことはできません(笑)。)
ということで、私の場合は今現在、青年海外協力隊を通して1と3を身につけようとしているところです。
さて、上記の条件を見てお気づきの方もいると思います。
1と3はいつでもクリアできるのです。
そういった職務経験があれば健康面以外の理由で選考に落ちるということはないと思います。
シニアボランティアという手もある
さらに言ってしまえば、「青年」海外協力隊である必要はありません。
JICAのボランティア制度には「シニアボランティア」というものがあり、40歳以上はこちらに応募するようになります。
身も蓋ない話をしてしまえば、手当が厚いシニアの方が圧倒的におススメです。
待遇が理不尽なくらいに違います。
具体的には、例えば赴任時の移転料というものを見ると、ミクロネシアでは青年海外協力隊が87,500円を支給されるのに対して、シニアだと175,000円と2倍の金額が支給されます。
(ご家族がある方にとっては足りないような気がするし、独身の方には多過ぎるような気がするし、何とも絶妙な金額である。)
ただし、手当が厚い分、全体的にシニアの要請内容の方が難易度が高いような気がします。
それと問題が一つあり、学生の方には想像がつかないかもしれませんが、シニアの対象年齢の間で仕事を融通させて2年間の暇をもらうというのは、自営業でもない限りはおそらくほぼ不可能でしょう。
そのため、シニアの参加者の多くは(特に男性は)定年後に参加されるようです。
というわけで、シニアへの参加は文字通り「生きているうちに海外でのボランティアに参加してみたい」という人が対象になると思います。
国際開発(協力)でメシを食っていきたいという人
ようやく本題です(笑)。
ちなみに、ここでの「メシを食う」とは国際開発コンサルタントになるだとか、JICAのような政府系機関に入るとか、国連関連の機関に入るだとかを指します。
私が常々失敗したなぁと考えているのが「もっと早いうちに(それこそ新卒とかで)青年海外協力隊に参加すればよかった」ということです。
というのも、私にとって青年海外協力隊は通過点でしかないからです。
一般的に国際開発(協力)を仕事にするためには
1.2年以上の現場経験
2.修士号以上の学歴
3.英語(+西語・仏語などの国連公用語。更にローカル言語が扱えると強みになる。)
が必要だと言われています。
(山本敏晴氏のブログに詳細があります。今見たら私と解釈が違っていました。)
(※ただし、上記のJICAに関しては3つ全てが必要ではありません。JICAに新卒で入構するにはまた別の対策が必要になります。私は1次選考で落ちたので、とてもアドバイスを書くことはできません(笑)。)
ということで、私の場合は今現在、青年海外協力隊を通して1と3を身につけようとしているところです。
さて、上記の条件を見てお気づきの方もいると思います。
1と3はいつでもクリアできるのです。
だから今すぐ青年海外協力隊に行こう?
協力隊には20歳から参加できます。
したがって現役で大学に入学した人は早ければ2年次から参加できるわけです。
はい、というわけでさっさと行っちゃいましょう(笑)、というのは少々暴論ですが。
現実的にはベストなタイミングがあると思います。
これ以上書こうとしたら長くなり過ぎてしまったので(笑)、ここらで一端話を中断しようと思います。
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