2015年6月26日金曜日

青年海外協力隊として開発途上国に赴任する際に持参するべきアイテム(ガジェット編)

先日は開発途上国に行く際に持参するべき衣類を紹介しました。

腹巻あたりはホントに重要アイテムなんで甘く見ないでください!(笑)

私は腹巻を持ってこなかったせいで毎朝腹を冷やして目が醒めるのです!!(笑)


というわけで、今回はガジェット編をお送りしようと思います!
(これが書きたかった!w)

電子機器類


1. グローバル展開しているメーカーのPC

P愛用のideapad flex 14
中国メーカーってこともあり敬遠していたけど、サクサク動くし、何より安かったのでいい買い物をした。


グローバル展開しているメーカー(HPやLenovoなど)のPCは造りが非常にシンプルです。

これがサポート体制のない開発途上国で使用する際に求められる要素になります。


協力隊員の中には「品質が良いから」とか、「バッテリーの持ちがいいから」等という根拠のない理由で日本メーカーのPCを持参する人もいるみたいですが、私はオススメしません。

その主な理由は日本メーカーだと全くもって不要なソフトウェア(アプリケーション)がインストールされているからです。

これらのソフトウェアはしばしば勝手に起動し、PCの動作を遅くしてしまいます。

それらが協力隊の任期中に一度でもトラブルを起こしたら、芋づる式に他のトラブルも誘発しかねないのです。


ではどうするか?


PCにある程度詳しい人なら、不要なソフトウェアをがんがんアンインストールしてしまいましょう。

そうでない人は最初から不要なソフトウェアの少ない海外メーカーのものを買うべき。


私は中国のメーカーであるLenovoのノートPCを派遣直前に購入しましたが、1年3か月経った今でも何のトラブルもなく快適に使えています。

ちなみに、ヨドバシカメラのアウトレットに行くとちょっと傷がついただけのB級が激安価格で買えるのでオススメ。
(新宿駅西口の他に京急川崎駅前にもあります。)


1. (追記) 予備バッテリー


水色の線で囲まれている部分のこと


このエントリを公開直後にコメントをいただいたので追記します。
(Nさん、ありがとうございました。)

PCの予備のバッテリーも持っておいた方が良いとのことです。


大体どのノートPCも上記の写真の位置にバッテリーがありますので、その交換用ですね。

というのも、開発途上国では往々にして安定した電圧で電気を供給できないためバッテリーの寿命を縮めたり壊したりしてしまいます。
(通りで最近みょうにバッテリーの消耗が激しいと・・・。)


メーカーの直販ページなら確実に購入できます。
(Lenovoの場合はここかな。)


2. アンチウィルスソフト

たまにウィルス検索すると色々見つかる
(これは拾い物の画像だけど)


PC関連でもう一つ。

ウィルス対策ソフトは必須です。


途上国でPCを使っている人なんてPCの正しい使い方(例えばシャットダウンの仕方)すら分かっていません。

ましてや、コンピューターウィルスなんてものに配慮している人はもっといません。

USBメモリを同僚のPCに差したら、ウィルスに感染して戻ってくるなんて日常茶飯事。


不幸にもこうしたウィルス対策ソフトをインストールしないまま任地に来てしまった不用心な協力隊員には朗報があります。

これらのソフトはネット上でも購入してインストールできるので、今からでも遅くありませんからインストールしましょう。


3. PCのプロテクター類


日本にずっと住んでいると想像できないかもしれませんが、開発途上国ではどこに行ってもアリ等の細かい虫がいます。

そうした虫からPCの穴という穴を守らなければいけません。


ということで最低限用意してほしいのはキーボードカバー

キーボードには意外と隙間があって、そこからアリが侵入するなんてことはアリアリです。
(私はこれまでに累計で2匹のアリの侵入を許してしまいました・・・。)


それと液晶フィルム

とりあえず、この2点を用意しておけば安泰でしょう。


4. 外付けHDD


これは説明不要ですね。


5. タブレット

4年前に買ったNexus7
挙動は怪しいけどまだまだ現役


意外と重宝します。

また、万が一メインのPCにトラブルがあった際の代替機にもなります。


MicrosoftがAndroid向けのOfficeをリリースするそうなので、今後ますます便利になるでしょう。


そうそう、ゲーム好きな方はタブレットにいくつかゲームをインストールしておくといいかも。


6. デジタル一眼レフカメラ


これ、Pは持参しませんでした。

買うお金がなくて・・・。


せっかく開発途上国なんていう日本人からしてみたら全くの異世界に行くのですから、是非その日常風景を記録しておくべきです。

現地に着いたら肌身離さずカメラを持ち歩いて、少しでも気になったものはガンガン写真に収めましょう。


撮った写真をブログで使う場合は写真の圧縮を忘れずに・・・。


7. 防水カメラ

「水中で撮ってるやん!」って?
ジッパー付のビニール袋にiPhoneを入れて撮影したんですよ!w


同じく、持参しませんでした・・・。

お金・・・。


特に海の近くや大洋州の任地に行く人は水中撮影する機会が頻繁にあるはず。

そんな時に水中カメラがあれば任地の魅力を多くの人に伝えることもできます。



それらの国では一般的なカメラでは砂やほこりで故障してしまうかもしれません。


8. Kindle

満員電車の中でKindle使って洋書を読んでいたら女性にモテますかね?


KindleはiOSやAndroid向けにアプリケーションも配布されていますが、読書好きな方にはKindle端末の購入をオススメします。

私のいる島国がまさにそうなの(途上国は程度の差こそあれ同様でしょう)ですが、娯楽がほとんどありません。

そんな中、日本の最新の小説も読めるKindleは孤独さを忘れさせてくれる最高のデバイスです。


KindleはAmazonから3機種販売されています。

私のオススメは性能と価格のバランスのとれたKindle Paperwhiteです。
(今ならAmazonのプライム会員は4,000円オフでモデルチェンジした最新版を購入できます!)


最大の特徴はその軽さ!!

200g程の本体に何百冊という本が収納できます。

その軽さゆえに普段から持ち歩いて、水平線を見れる海岸に座って読書にふけるなんていう贅沢な使い方もしてみました。




使い始めの頃は紙の書籍との違いに戸惑いますが間もなく慣れます。


9. LANケーブルアダプタ

こういうやつね


最近のノートPCはインターネットに無線LANで接続することが前提で設計されているので、LANケーブルを差すコネクタがないことが多いです。

ところが、協力隊員の任地の中には未だに有線でネットに接続しなければならないような所もあります。(ネットが使える分だけマシだとも。)



10. HDMI-DVI変換ケーブル

こういう使い方をする。


これもまた最近のラップトップPCの特徴なのですが、映像を外部モニタに出力する端子がHDMIのみというケースがよくあります。

任地や配属先で使われているプロジェクタやモニタがHDMIに対応していればよいのですが、そうとも限りません。

そこで威力を発揮するのが上記のケーブルです。

大勢の人の前でプレゼンテーションをする機会がありそうな隊員は持っていくべきでしょう。


11. 小型のLEDデスクライト

これくらいの大きさので充分


任地に着いてしばらくは特に、現地語の学習のために机に向かうことも多いでしょう。

その時に困るのが部屋の照明しかないため机の上が薄暗いなんて事態です。


小型のLEDライトならば荷物にもスムーズに詰められますし、そう簡単にも壊れません。

PCのUSBに差すこともできるタイプならなおベターですね。


一応、私の任地であるミクロネシアでは販売されていますが、値段が高過ぎるんですよね・・・。


12. 小型ゲーム機


任地に行ってまでゲームをするような人っているの!?

と思われるかもしれませんが、人それぞれです。

そしてくどいようですが、大抵の途上国では暇を持て余します。

ということで、3DSやPSVitaを持参しましょう。
(国によっては現地で購入できるかもしれませんが。)


ところで、せっかく2年間もあるわけですからやり込みがいのあるゲームをしてみては?

例えば、信長の野望で遊びつつ日本史の勉強もしよう!とか。


13. ウォークマン

私が持っているのはこれじゃないんですけどね。


今どき、携帯音楽プレーヤーを持っていないという人の方が珍しいですかね。


あえてウォークマンを紹介するのは、ノイズキャンセルという素晴らしい機能語学学習者に優しい機能があるためです。


大抵の途上国がそうだと思うのですが、どこに行っても騒音が聞こえます。

ウォークマンなら耳の奥まで入るイヤホンと、ノイズキャンセルの効果でそれらの騒音をほとんどカットできます!

この機能に何度助けられたことか・・・。


また、語学学習機能として部分リピート再生の設定や再生スピードの調整が簡単にできます。


あと単純に音がキレイです。

キレイな音質で音楽を聴けば、任地でのストレスも多少は和らぐでしょう。


14. Gショック


場所が場所なので、壊れにくい腕時計を持って行きましょう。

ただ、任地によっては真っ先に盗難の対象になりますのでご注意を。


ステーショナリー類



ここから手抜きになります(笑)

ていうか、そもそも文房具類はガジェットではないよな・・・。


1. 下敷き


意外と売っていない。


2. マッキー、ポスカ


意外と売っていない。

任地で売っている油性ペンは品質がしょぼいので、特に学校の先生として派遣される方は多めに用意しておいた方がいいでしょう。


3. シャーペン


意外と売っていない。

というか、国によるのかも。


4. 習字セット


なんという懐かしい響き・・・。

任地で日本文化紹介なんてことをする機会もあるでしょうから持っていくのが吉。


私は日本文化を紹介する気なんてさらさらないので持ってきていませんが。


まとめ


ガジェット編、いかがでしたでしょうか?

今後も随時更新していきますので、皆さんからの情報提供をお待ちしております!!


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