2015年10月20日火曜日

任地の魅力を再発見!?新しいボランティアが来ると任地の良い点ばかり話したくなる不思議

青年海外協力隊員やシニアボランティアの方々にとって今月は新たな出会いの季節と言っていいでしょう。そう、26年度2次隊が着任する季節なのです。

ここミクロネシア連邦チューク州には2名の新しいシニアボランティアが着任されました。

そんなお二人にチュークの説明をしていてふと気付いたことがあります。「あ、もしかして俺ってチュークの島自慢してる?」と。

いや、決して私はこんな島は好きじゃないんですよ。それなのに不思議なことに、ここに来たばかりの人には良いところばかりを話してしまうんです。これは一体どういうことなのでしょう・・・?


理由1 任地を嫌ってる俺かっけー的ないわゆる厨二病なだけでホントは任地が好き



これ、けっこう当たっているかもしれません(笑)。

1年半も任地にいると嫌な所も多々目にしますが、その一方で良い所にも出会います。チュークで言うならどこまでも透き通った海や、そこで獲れるおいしい海産物や、いかにも南国っぽい植物が生い茂っている道とか、どこまでも大らかな人達とか。


南国っぽい道

ウエノ島の夕日


そんなふうに、しっかり任地の良いところに気付いているのに、なんかこう「任地のことは嫌いだ!」って言っておかないと気が済まないんですよね。そうやって斜に構えていないと居心地が悪いといいますか。


任地で女の子から任地で女の子から"I love you!"と言われた回数を数えておくべきだった|Struggling in Chuuk


理由2 私こんなに任地のことを知っているんですアピール



これもかなりありそう(笑)

なんかこう、最初に自分が知っていることをバーッと話しておいて尊敬されたい、みたいな?


チュークでも手に入る数少ないローカル野菜、空芯菜はやはりすごかった|Struggling in Chuukチュークでも手に入る数少ないローカル野菜、空芯菜はやはりすごかった|Struggling in Chuuk


理由3 ただ喋りたいだけ



当たり前ですけど活動していて日本人と接点なんてありませんから、ここぞとばかりに日本語を使っておこう!というだけだったかもしれません。

うーん、でもそこまで日本語に飢えてるってわけでもないんですよね。こうしてアウトプットも頻繁にしているわけですし。書くのと喋るのは別ってこと?


理由4 そもそも悪い点がそれほどない



これもあるかなー。

最近よく考えるのですけど、自分で言っているほどここに不満点ってそんなに多いかぁ?と。そりゃまぁ相変わらず職場の同僚たちは全然働いていませんし、酔っ払いが路上を叫び声を上げながら徘徊していたり、向かいの家で毎日のようにゴミを野焼きしているせいで臭くてたまらないとか、あるにはあります。ただ、最近は不思議と気にならなくなってきました。今までは神経質過ぎたのだと思います。


朝10分の瞑想をするようになったらマジでイライラすることが減った!|Struggling in Chuuk朝10分の瞑想をするようになったらマジでイライラすることが減った!|Struggling in Chuuk


まとめ



任地の魅力を再発見しつつあるってこともありますが、基本的に私が多弁になるのは裏があってのことみたいですね。


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