「ミクロネシア」と「ミクロネシア連邦」の違い
おそらく、このブログをご覧になっている方で「ミクロネシア連邦チューク州」がどこにあるかを把握している方はごくわずかでしょう。
(書いていて面倒なので以後ミクロネシア連邦はFSMと表記します。)
(書いていて面倒なので以後ミクロネシア連邦はFSMと表記します。)
かく言う私も合格通知が届いた時には、
「・・・ミクロネシア??インドネシアの間違いじゃないの???」
と思ったくらいです(笑)。
(この回想で分かる通り、私の希望していた国はFSMではありませんでした・・・orz)
まず、地域としての「ミクロネシア」と国としての「FSM」は別物です。
FSMは赤字のMelanesiaの上にあります。 |
このように、大洋州の国々は大きく「ミクロネシア」、「メラネシア」、「ポリネシア」の3つに分かれており、それぞれで文化や慣習が似ています。(ミクロネシア内ではそんなことないような気がしますが・・・。)
これらの国々に派遣されるボランティアは全員駒ヶ根訓練所で派遣前訓練を受けるのですが、上記の3つの区分に合わせて派閥ができます。
私は25年4次隊の中では唯一のミクロネシア隊員だったため、メラネシアの隊員達に「ミクロネシア野郎がこっちに来るなよ!」だの「ハゲ!」だの「足が臭い!!」だのと罵られました。(もちろんウソですw実際には25年4次隊は稀に見る仲の良い隊次だったらしいです。でも皆どうせ離れ離れになっちゃうんですけどね~~。)
FSMってどんな国?
うーん、一言で表すとまとまりがない国ですかね。
それは無理もないことで、西端から東端まで2,550kmも距離があるのに、その中に小さい島がぽつりぽつりと点在していて、それらの小さな島を囲むように4つの州があるのです。
総陸地面積はたったの120平方kmしかない。
このサイトによれば、広島県広島市安佐南区と同じくらいの面積しか陸地がないということですね。
人口は242,003人だそうです。 |
FSMと同程度の面積に24万人も住んでいるのか・・・!
それはさぞ狭かろうに・・・。
(安佐南区の方々、すみません・・・。)
FSMの人口はたったの102,624人(2010年国勢調査より)しかいません。
だいたい栃木県鹿沼市の人口と同じくらいですね。
そして、FSMの場合はそれが更に4州に分かれます。(ややこしい。)
・・・は!
この調子で書いていくと、ほとんどFSMのことを説明できないような気が!!
ということで、FSM=ミクロネシア連邦についてもっと知りたい方は在ミクロネシア日本大使館のFSM紹介ページやFSM観光局のページをご覧ください!
(※青年海外協力隊参加希望者、候補生の方々はFSMに限らずどこの国でも、日本大使館の情報が基準となりますのでご注意ください。)
また、チューク州については別のページでできるだけ脱線しないように分かりやすく紹介したいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿