2015年10月6日火曜日

私立高校のECO clubの人数が多過ぎるのでエッセイでスクリーニングすることにした

先日私立高校でのECO club活動について書きました。

(参考:任期は残すところ6ヶ月!これまでの反省をしてみる!

回を重ねるごとに人数が増え、最終的に30名にまで膨れ上がって、当初は嬉しいやら感動したらやら反響があったことにとにかく驚きました。



多過ぎて面倒見きれない




明らかにフォーメーションも悪いので、
さすがにこの直後に真ん中の生徒には場所をずれてもらいました。


やはり30人というのは無理があったようで、運営は難しいうえに参加者のモチベーションもバラバラで、そのままでは熱心に参加している生徒に迷惑がかかると判断しました。そのため、「どうしてエコクラブに入りたいのか」をエッセイに書いて提出してもらうようにお願いしてみました。

原則として「来る者は拒まず」という姿勢でクラブ活動を始めたのですが、初回のオリエンテーションに出席したのではなく、環境科学担当の先生を通じてクラブのことを知った生徒はモチベーションが低いように感じられました。たぶんクラブに参加すれば授業の点に加点されるとでも思ったのでしょうか。

で、そういうイマイチ活動に集中できていない生徒をカバーしようとすると、積極的な生徒の対応がおろそかになってしまうんですよね。本業が教師の方ならどうにか処理できるのかもしれませんが、私にはキツいです。先生も所々フォローしてくれるのですが、やんちゃな生徒に手を焼いている様子。


やっぱりモチベーションが高い生徒の面倒を見たい



このエコクラブの目的が「チュークの環境問題を解決するリーダーを育てること」なので、モチベーションが高い生徒に集中的にリソースを投入したいんですよね。活動中に窓の外を眺めているとか論外。悪いけど、今の私にそういう生徒の相手をする余裕はないです。

逆に、ヤル気のある生徒は本当にばんばん発言してくれますし、レスポンスも早いので進行上も非常に助かります。

まぁ、ヤル気のある生徒だけで固めたら、そのうちの何人かが相対的にモチベーションを下げるってことはあり得そうですけども・・・。


エッセイ課題を課してみた



ということで、エッセイの提出で生徒を選考し直すことにしました。

提出までの期間は1週間弱しかありませんでしたが、9名の生徒が提出してくれました。30名からぐっと減ってしまった印象がありますが、ヤル気のない21名が混ざっている30名よりも、モチベーションが高い生徒9名だけの方が進めやすいでしょう。たぶん。

提出されたエッセイを読んでみると、判読不可能な文字とか、文法的に理解できない箇所とか、全体的に理由をほとんど説明できなかったり等のような問題が多々・・・。エッセイの練習をするクラブじゃないからいいんですけどね!(でも先生は「みんなエッセイの書き方を分かってないみたいねー。」と言っていた・・・。)


読みづらい・・・


この9名についてはエッセイなんて面倒なこともいとわず書いて提出してくれたので、それだけでモチベーションが高いと判断していいかなーと思っています。


この一連の流れのせいで1ヶ月くらいスケジュールが伸びてしまったので、新メンバーとともに上手いことやっていけたらいいのですが。


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