しかし、860点を取ると何か良いことでもあるのかという疑問があるでしょう。
また、なぜ大学2年生までに取るべきなのかも説明の必要がありますよね。
今回はそれについて書いていきます。
国際協力には英語が必須だ!
全部の意味わかりますか? Pは1つだけ分かりませんでした。 |
例えば、あなたが現在再び流行の兆しのあるエボラウィルス対策をするための国際協力専門家として「日本で」研究プロジェクトに取り組むとしましょう。
(そんなプロジェクトが実際にあるのかどうかは関係ない。)
そんなあなたの元に現地チームから毎日のようにメールやレポートが届くでしょう。
それらの全ては英語で書かれています。
あなたは当然英語で速やかに返信をしなければなりません。
いちいち辞書なんて引いていようものなら、プロジェクトに関わる全員から能無し扱いされるかもしれません。
英語を扱えるということは、辞書なんて使わずにテンポよく反応できるということを意味します。
・・・これは極端な例なのでもっと身近な例ですと、あなたが日本のNGOで広報スタッフとして働いているとして、事業に関する情報を世界中から集めなければなりません。
その時に情報のリソース(源)となるのは欧米の英語で発信されているメディアです。
あるいは開発途上国ローカルの英字新聞かもしれません。
(※でも当然そのNGOの事業展開場所が中南米ならスペイン語が必要ですし、西アフリカならフランス語が必要になります。)
私の例を挙げると、開発途上国とはいえ私の配属先のEPAや他の政府機関では英語を話せる人しか雇われていません。
(開発途上国だからこそ、と言ってもいいかもしれませんが。)
そうした人達と毎日英語を介して仕事をしています。
私の場合は責任のある話をすることはありませんので正確な英語を話さなくても済んでいますが、専門家やJICA職員になると更にプロフェッショナルな英語の使い方を求められます。
というのも、話す相手が国の重要人物だったりするからです。
ここまで説明して「英語なんて不要だ!」なんて言う人はいないでしょう。
ただし、一般住民に近い立ち位置で仕事をしようとすると現地語が必要になりますので誤解なきよう。
(その場合もあなた現地語を話す必要はありませんが。)
TOEICのスコアが高いだけで国際協力のプロに出会う機会が増える!
大学で国際協力機関(JICAや国際機関やNGO)で働いていたような講師が教えていない限り、一般的な大学生が国際協力のプロに会う機会は少ないでしょう。
そうしたプロの方々に会えれば、こんな私なんかの屁理屈ばかりこねているようなブログを読まずとも進路相談や語学の勉強方法を教えてもらえるというのに、実に残念なことです・・・。
そこで大学とは関係なく国際協力の講座が開講されている団体を調べてみると意外と見つかります。
その最たるものが日本ユニセフ協会の国際協力講座です。
リンク先のページを見てもらえると分かるように、講師陣には平和構築の第一人者である伊勢崎先生、仮想水という概念で注目されるようになった沖大幹先生などなど豪華なラインアップです。
(私が受講した2007年には赤十字社本部の方などもお見えになっていました。それにしても、高尾で授業が終わってから品川まで移動して、受講後には神奈川西部にある家まで帰るのはかなりハードだったなぁ・・・。)
そうそう、この講座は誰でも受けられるわけではなく資格があります。
"国際協力に興味を持ち、国際機関やNGOなどでの活動を希望している大学生、大学院生、社会人。国籍は問いません。実用英語技能検定準1級・TOEIC730点以上・TOEFL-PBT550点(同CBT213点)以上等の英語力を有し、15回の講義に出席可能な方。"
ご理解いただけたでしょうか?
TOEICだと730点が必要です。
(まぁ、3か月もあれば取れます。)
また、似たような講座が津田塾大学オープンスクールでも開講されていますが、こちらは英語試験のスコアは求められませんがユニセフのものよりも高度な英語力が必要な印象を受けます。
はっきり言ってTOEICで860が取れたところで英語学習者としては基礎が完成したくらいの話でしかないのですが、その基礎レベルだけで上に挙げたような大盤振る舞いな講座が無料で受講できるのならば挑戦しておくべきです。
ここで注意してほしいのは、3年生になってから860点を取っても遅いということです。
前述のような講座を受ける時間は3年生にもなると全くないでしょう。
(言うまでもありませんが、ゼミをはじめ大学の授業こそ最優先されるべき。)
2年生という、まだ大学生活が多く残っているうちにハイスコアを取ってこそ、多くのメリットを得ることができるのです。
しょぼい大学の学生でもTOEICのスコアが高ければ就職で逆転勝ちできる!
就活に勝者なんているのかって? そりゃあ大量の社畜を獲得できるブラック企業に決まってるじゃない。 |
本来そうした大学の学生は就職(私は醜活と呼んでいますが)の際に不利になります。
有名な例では、リクルートをはじめとしたうつ病患者大量生産サイト就職サイトで説明会が常に満員で申込みすらできないというものでしょう。
ところが、TOEICで860点のスコアがあるだけで有名企業から説明会のオファーが届きます!
(必ずしも内定がもらえるというわけではないので悪しからず。)
私の場合は大和証券と丸紅から説明会のオファーがありました。
(まぁ、過去には高尾山大学の先輩にIBMに入社した方もいるので不思議ではありませんが。)
ということで、たかがTOEICで就職において大きなアドバンテージが得られるのに何もしないなんてもったいなくありませんか?
TOEICで860点あれば留学の準備もスムーズにできる!
また、国際協力のプロを目指すのであれば修士号は必須です。
となると当然留学の準備をすることになりますが、TOEICで860あればTOEFL・IELTSの対策もすんなりできます。
ちなみに、国内の大学院であればTOEIC860で英語の試験はパスします。
(日本の大学院、しかも国際開発・国際協力で求められる英語力が低過ぎるような気がするのは私だけでしょうか?)
TOEICで860点あれば女子からちやほやされる!!
男子には朗報です。
これは私の体験でしかないのですが、それほどのスコアがあれば女子からちやほやされます!
サークルなんかに入っていれば後輩女子からも尊敬の眼差しで見られるようになるでしょう!!
あ、勘違いしないでほしいのですが、決してモテるようになるわけではありませんよ?
「え~~!?Pさん、860点もあるの!!?すご~~~い!!!」
ってだけです。
俗に童〇の方々はそのへんをミスリードするらしいですが、充分注意してください。
それと、これにはもう1点注意事項がありました。
受験テクニックだけでハイスコアを取った人は女性の前で外国人と会話するシチュエーションを避けるように。
だって、そんな実力で外国人と話したらメッキが剥がれますよ。
結論
TOEICで860点を取ると、ちやほやされるがモテはしない。
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