昨日に引き続き書く気があるうちにガッと勢いで投稿を続けたいと思います。
またも昨年末のことなのですが、Iras Demo Schoolという小学校で紙すきのワークショップを行いました。結果を先に書いておくと、バタバタしながらも大好評のうちに終えることができました。
特に波乱はない
落ち着いて作業しつつも楽しんでいる様子 |
2回目のワークショップだったからかもしれませんけど、いい意味でこの回の生徒たちは落ち着いていました。
生徒たちの緊張をほぐすために前回みたいに「Yeaaaaaaahhhhhh!!!!」なんて無理矢理盛り上げる必要もなく、リアクションが欲しいところではリアクションしてくれましたし。(ていうかあれは無理矢理だったのか・・・。)
そんな調子で良くも悪くも波乱はありませんでした。(や、良いことですよw)
黒い・・・、黒いよ・・・・・・
今回の古紙を利用した再生紙の丁寧な作り方は他のサイトを見てもらうとして(面倒なだけ)、ちゃちゃっと作業風景を載せていきましょう。
まず古紙を手でちぎる |
ハサミを使ってもよし |
細かくした古紙をミキサーにツッコむ |
ミキサーで古紙をパルプ状にする |
自家製の紙すき器で薄く広げる |
水から引き揚げたらスポンジで水気を取る |
これであとは乾かすだけ |
黒い・・・。黒いよ・・・・。 |
一通り作り終えて重大なことに気付いた
この種のリサイクルワークショップで大切な事があります。
それは
出来上がった製品を本当に使うか(使えるか)?
ということです。
その点において、この完成した紙は・・・
黒いよ |
一体どう使うことができるのでしょうか・・・・・・?
黒すぎて文字を書くことには不向きでしょうし、イラストを描くにしても凹凸がひどくて難しいでしょうし・・・。
なんていうか私は
子ども達にトラウマを植えつけてしまっただけなのではないか
という気もします。
ついでに独白しておくと、私が作った紙すき器(網が付いているアレ)は欠陥品なんです。網を張る際にゆるく張ってしまい、中心部分が凹んでしまったのです。つまり、中心に紙が寄ってしまい厚くなってしまうというクレームもんの道具なのです・・・。
いやぁ、子どもたちがみんな良い子たちで助かりました。これで性根が捻くりまくった生徒がいようものなら・・・
悪い生徒「おい!!P!!!てめえ、こんな網で紙なんて作れるねぇだろうが!!てめえをミキサーにツッコんでリユースしてやろうか!!!!?」
P「あいたたたたたた!!!やめてください!!!やめてください!!!(チューク語で助けてくださいって何て言うんだっけ!?そうだ、あれだ!!)サクローロ!!!サクローロー!!!!」
P「(は!!!ちゃうで!!!それチューク語ちゃう、フィリピン語や!!!そういえばチューク語で助けてって何て言うか習ってないわ!!!!!)」
・・・なんて事態に陥ることは避けられませんでした。ふぅ、危なかった。
機会をつくってまた行いたい
こんな調子でイマイチ役に立たないものを作ってしまいましたので、折を見て次は牛乳パックから葉書を作りたいと考えています。
チュークから海外に出稼ぎに行っている人はかなりいますので、もしかしたら葉書を送る機会もあるんじゃないかなぁと思いまして・・・。
そんな時間あるんかな・・・。
そうそう、今回参考にしたのは以下の動画です。
2つ目の動画はおっさんの話が長いです(笑)。
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